成る程、ビールとブランデーは価格差が酷い。

情報元:ラブフール
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=MMITee000009112006
浜村社長の理論はとても夢がありますね。

―PS3はソフトの開発費が高く、ソフトメーカーにとっては重荷なのでは
8000円のソフトが100万本売れたらざっと計算してソフト会社には56億円入る。制作費に30億円かかってもまだ利益が出る。

なるほど確かに!今年に入ってからPS2ソフトはミリオンが125本中、2本も出ている事を鑑みればなんて完璧な理論!!と言いますか、大作はハーフミリオンでも採算が取れないわけで、大変な時代になったものです。しかしながら、開発費は8〜10億程度と言われてる所もあり、それならば7000円のソフトを30万本のスマッシュヒットで売りぬけば、浜村社長の言う通りなら14億7000万円は手に入るわけで、制作費に10億かかってもまだ利益が出るわけですね。PS3でパッケージ販売をして生き抜くには、30万本は安定して売りたいと言えます。これでPS3市場はギャンブルにならず安全な戦場になることでしょう。(因みに今年30万本以上売り上げたゲームは9本、です)


ここに、比べてはならないかも知れないけれども比べてしまいたいWiiの開発費を予想する事を許して欲しいのですが、おそらくGCよりは高く、 また他の次世代機に比べ1/4程度という所を見ると、初代Xboxと同じくらいの2億辺りになるのではないでしょうか。


この開発費で何本パッケージを売れば採算が取れるでしょうか、Wii用ソフトの価格はおおよそ4800〜6800円なので、間を取って6000円とします。(6,000円*100,000本)*0.7=4億2000万円となるので、おおよそ100,000本売れば安定という計算になり、という事は半分の50,000本がデッドラインと言えます。
これはどっちもやばいかも。